葬儀の常識！前田の日常

葬儀に参列するときにマナーを守ってブラックフォーマルを着用していても、ふさわしいメイクをしていなければマナーに反することになってしまいます。葬儀の服装にマナーがあるように、メイクにもマナーがありますので、社会人になったら勉強しておくことが大切です。

まず頭に入れておきたいのは、葬儀のメイクは控えめが基本だということです。メイク全体をナチュラルに仕上げるためには、ベースメイクを濃くしたり、作りすぎないように気を付けることが大切です。ベースメイクをナチュラルに仕上げておけば、控えめな口紅の色やナチュラルな眉メイクもなじみやすく、アンバランスに見えません。

ツヤのあるベースメイクやリップグロス、ラメ入りのアイシャドウなどは使わず、控えめで落ち着いたメイクに仕上げるようにしましょう。もちろん、お葬式に参列するときは、メイクだけではなく、女性はヘアスタイルにもこだわる必要があります。

髪が長い場合は、黒いゴムやバレッタでまとめておくのが基本です。長い髪をまとめておけば、お辞儀をするときに髪が邪魔になりません。ただし、弔事には耳より下で髪をまとめるのが適していると言われていますので、耳より上でまとめるなど、華やかに見えるまとめ方は避けるようにしましょう。