葬儀の常識!前田の日常

女性は露出を控えた喪服を選ぶこと

2023年12月20日
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喪服は単に黒ければ良い訳ではなく、色々と細かな決まりがあります。男性の喪服のスタイルはほぼ決まっていますが、女性の場合は選択肢が広い分、注意が必要です。葬儀では肌の露出を控えるのがマナーなので、膝が見えるようなミニスカートの着用はNGです。

スカート丈は膝下から脹脛くらいの長さが穏当でしょう。又、胸元や背中を広く露出させた服装もいけません。猛暑の時期に半袖のワンピースを着るのは構いませんが、あまりに短すぎる袖丈は避け、七分袖や五分袖の服を選ぶようにして下さい。

尚、喪服を購入する際は半袖の上にジャケットを羽織るスタイルの服を選んでおくと、オールシーズン着用出来ます。夏は半袖でも差し支えないとは言え、葬儀の出席者には原則として長袖の上着の着用が求められます。実際、空調設備の整った斎場内にいる限り、夏場に長袖でも暑苦しくないはずです。

屋外の移動の際は半袖で、斎場に入ってから長袖のジャケットを着用する方法もあります。この他、黒を基調としたフォーマルなコートを用意しておけば、冬場の葬儀にも対応できます。但し、コートを着たまま斎場内に入るのはマナー違反です。寒い季節でも必ずコートを脱いでから斎場に入るようにしましょう。

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