葬儀の常識！前田の日常

初めてお通夜に参列することになったとき、何を持っていかなければいけないのかわからずに悩む人は多いかもしれません。当日慌てることがないように事前に確認しておくと安心です。まず、必ず持参しなければいけない物は、香典と香典を包むふくさ、数珠、ハンカチの四点です。

香典は故人との関係性によって金額が異なるのはもちろんのこと、香典袋には種類があり、包む金額によって選ぶ袋が異なります。新札は避けるのがマナーです。その香典袋をふくさに包んで持参しましょう。そして、数珠には本式の数珠と、略式の数珠の二種類があり、宗派によって持つ種類は異なります。

ただ、自分は仏教ではなく、数珠を持っていないという人も多いかもしれません。その場合は、持参しなくてもよいと言われています。また、ハンカチは、故人とのお別れの際の涙を拭くために欠かせない物のひとつです。派手な色や柄物は避け、白か黒の無地の物を選ぶのが基本です。

他にも、女性の場合は予備のストッキングや髪を結ぶための黒いゴムなどを持っていくと、いわというとき重宝するので覚えておくとよいでしょう。ちなみに、お通夜に参列するときのマナーとして、スマートフォンや携帯電話といったたぐいの物の電源を切っておくことがマナーなので気をつけておきましょう。