葬儀の常識!前田の日常

直葬を選ぶ前に頭に入れておきたいこと

2023年10月17日
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現在、様々な葬儀の形があり、故人の遺志やそのときの状況に応じて自由に形式を選べるようになりました。中でも新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの人に注目され始めたのが直葬です。これはお通夜や告別式は行わず火葬場に向かい、故人を見送る葬儀の形です。

家族や親しい親族、故人が親しくしていた人のみが参列するのが基本なので、多くの参列者が集まって感染のリスクが高まってしまう心配がありません。ただ、一般的な葬儀の形に比べて、お通夜や告別式を行わないことに納得できないという親族もいらっしゃるかもしれません。

直葬を行う場合は、なぜこの形式を選んだのかを明確に伝えておくことで、後から起こるトラブルを避けられます。また、病院で亡くなった場合は、遺体を自宅に安置するか、葬儀社の霊安室に安置するかを決める必要があります。

事前に必ず葬儀会社と相談して、遺体の安置先を決めておきましょう。もちろん、直葬に参列するときも守らなくてはいけないマナーがあります。喪服を着用し、葬儀に関わる食事がないことを頭に入れた上で、食事を済ませてから参列するようにしましょう。ちなみに、平服で参列してほしい旨を伝えられた場合は、喪服ではなく、黒に近いダークグレーや紺など、地味な色味の略喪服で参列するとよいでしょう。

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