葬儀の常識!前田の日常

元気なうちに仲の良い人にお別れをしておく

2022年04月17日
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時代の変化とともに死生観にも変化が現れてきています。その中でも顕著なのが、生前葬のあり方です。かつては、生きているうちにお葬式をするという人は、富裕層かちょっと変わった人がほとんどでした。あまり死後のことまで考えたりすることはなく、亡くなってしまった後には、子孫にすべてを任せてこの世を去るという考え方が一般的でした。

しかしながら、高齢者の人口が増え、元気な高齢者が多い中で、自分で自分の人生にけじめを付けたいと考える人が急増しました。その中で需要が高まっていったのが、お別れ会や生前葬です。これは、人生の終わりに差し掛かったとき、悔いなきように親しい人や世話になった人に対して、けじめを付けるために会を開催します。

お別れ会といってもそれほど大掛かりなことではなく、ちょっとしたお食事会を開くという人がほとんどです。そうすることで、親しい人や世話になった人にきちんとお別れをして人生を閉じることができるようになります。

こうした需要は年々増えていて、いつまでも元気でいられないと悟った人が、周囲に声をかけて会を開き、その上でお別れをします。そうすることで、人生の後片付けをきちんとしておくことができるからです。

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