葬儀の常識！前田の日常

葬儀の流れを事前にチェックしておくことは、高齢の両親が居る場合の、長男さんにとっては重要になります。今は、インターネットでも調べることができますし、無料の相談会も開催されているので、比較的ラクに調べることができるでしょう。

お葬式といっても、地域によって流れは若干違いもあります。宗派によっても違いますが、一般的な流れだけでも知っておきましょう。棺に故人を納める納棺の儀というものを通夜の際には行います。この儀式では、生前、故人が愛用していた物であったり、思い出として遺族がそばにおいてほしい品などを納める内容です。

また、僧侶を招くことになりますから、事前に僧侶に連絡を取ることも必要になります。僧侶による読経があるので、目を閉じて、その読経をしっかり耳に届けましょう。内容は分からずとも問題ありません。また、弔問客も弔問するので、ここでは焼香も行われます。

焼香のやり方も分からないでしょうが、葬儀社がサポートしてくれますから、安心です。しかし、肝心なのが、喪主による挨拶です。通夜振る舞いという席に弔問客を案内するために必要になりますし、その通夜ぶるまいの席を終わりにするための挨拶も必要になります。この挨拶は、簡易的なものでも十分に内容は伝わります。葬儀や告別式だけでなく、こうした喪主による流れはチェックしておいて損はないでしょう。