冠婚葬祭は皆が等しくマナーを守ることが求められます。それから逸脱してしまうと、社会人として常識はずれだとみなされて、白い目で見られてしまうことがあるので注意が必要です。まず、葬儀の参列に際しては窓口で受付を済ませます。
窓口が複数設けられている場合には、自分が所属する関係のところで受付を済ませます。受付の際には簡単で良いのでお悔やみの気持ちを伝えるようにします。そうすることが社会人としてのマナーです。そのうえで、ふくさから香典を取り出して受付の人に手渡します。
その際には、芳名帳に名前と住所を記帳する必要があります。これは、後で香典返しなどをするために便宜上記帳をすることになっているため、忘れないようにしましょう。次に、お通夜のお参りになりますが、列ができていたらそれに並んで順序よくお参りをすることが重要なポイントです。
お通夜というのはしめやかに行われる儀式であるため、知り合いにあったからと言って長話をしたりしないように注意が必要です。久しぶりに合う人でも、軽く会釈をして後で連絡を取るなど配慮が必要です。お焼香やお参りを済ませたら、あとは係の人の指示に従って退出するようにします。滞りがないように行うことです。