葬儀の常識!前田の日常

故人とのお別れの場として注目のお別れの会

2021年10月13日
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今、葬儀の形が多様化され、故人や遺族の希望に沿った葬儀を安心して執り行える環境になっています。特にここ何年かは新型コロナウイルスによる感染拡大に伴い、感染対策としてこれまでの一般的な葬儀ではなく、少人数で執り行う一日葬や家族葬といった葬儀の形が注目を集めるようになりました。

そして、それに伴って注目を集めているのがお別れの会です。家族だけの葬儀を執り行った後、故人と親しくしていた友人や知人が集まって行われることが多く、思い出話をしながら故人とのお別れをする時間を共有できるのが大きな特長です。

このお別れの会は、故人が亡くなってから二週間から四十九日法要までの期間に行うのが一般的と言われています。そして、演出や一般的な葬儀に伴う儀礼といった制約がないというのも特長のひとつです。主催者がセレモニーや会食など、さまざまな形式の中からどのような内容の会にするのかを自由に決定できるので、和やかな雰囲気で進めることができます。

また、執り行う会場に関しても決められていません。ホテルをはじめ、故人が生前好きだった場所など、主催者が自由に選ぶことができます。もちろん、斎場を借りて、一般的な葬儀に近い形式で行うことも可能です。コロナ禍の今、故人とゆっくりお別れをする葬儀の参列もままならない中、お別れの会はこれからますます注目を集める形式のひとつになるかもしれません。

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