家族が亡くなると葬儀などを行い、お墓などへの埋葬をするかもしれません。お墓はどこにでも作れるわけではありません。遠方に作るときもあり、そうなるとなかなか手を合わせたりができないときもあります。そこで自宅内に用意するのが仏壇です。
考え方としては小さなお寺があるイメージを持つと良いとされています。仏様などがいて、僧侶に故人の魂を入れてもらいます。自宅にあればいつでもお参りができますが、せっかく行うなら正しい方法で行うようにしましょう。
まずはご本尊に一礼をします。その次に行いたいのがお供えです。日々の生活ではちょっとしたご飯などを用意するときもありますが、お菓子などでも構いません。そしてろうそくに火をつけてその火で線香をともします。その後手を合わせると目を閉じてお経などを唱えます。唱え終わったらろうそくの火を消します。注意したいのは口で息を吹きかけるのは良くありません。これは線香の火を消すときも同じです。線香などを持っているとは逆の手で炎に風を送って消すようにします。日々行うときとして、朝夕の一回ずつ行うのが良いとされています。夕のお参りが終わったらろうそくの火が消えているのを確かめて扉を閉じます。