最近は、いろいろなところに凝った、ドラマチックな葬儀も流行してきました。特に涙を誘う葬儀中のBGMの選曲に関しては、様々なものがあります。できることであれば、故人選曲のものを選んであげると良いでしょう。
昔からその人が好きだった曲などを流してあげると、見えないところで喜んでくれるはずです。また、遺書に特定のBGMを流してほしい、などといったことを書く人も多い傾向にあります。その場合は当然ながら、その指示に従ってあげるようにしましょう。
CDなどを用意してあげても良いですが、最近はファイルとしてスマートフォンで流すような葬儀場も増えてきました。どのようなやり方でも構わないので、とにかくその人が望んだBGMを、確実に流してあげるようにしたいところです。
ちなみに、参列者側や、遺族の方々で、歌を歌ったり、楽器を使って特定の曲を演奏したりする演出も許されています。特に、生前に特定の曲に対して強い思い入れのある人だったなら、その曲を演奏するのも、悪くない判断だと言えるでしょう。本来であれば少々行き過ぎと感じるかもしれませんが、今の時代は少々状況が変わりました。ただ、亡くなられた方の宗派によってはタブーもあるので、そこは気をつけておきたいところです。