葬儀の常識！前田の日常

お葬式にきてくれた方に香典をもらったときは、お返しをしなければいけません。ただし、お葬式の当日に香典返しを配ることはできないので気をつけましょう。四十九日を過ぎたあとで配る必要があるので、そのまえにやることはおすすめできません。また、四十九日が終わってから、日にちが経ってしまうのもいけないといわれているため、できる限り早く、香典をもらった人へのお返しを手配しましょう。しかし、もらった金額によって、香典返しの金額も異なるので、簡単に選ぶのは難しいと考えてしまうかもしれません。

全国には様々な特色がある葬儀業者が点在していますが、中でも一日葬などスムーズに葬儀が終わるプランを選びたい場合には、多数の実績がある業者を契約先に選ぶことが肝心です。業者によっては定期的に葬儀に関する無料説明会を開いたり、24時間いつでも葬儀に関する悩み相談を電話やオンライン上などで受け付けているところもあります。そこで、通夜と告別式を同じ日に済ませたい場合には、いくつかの業者の資料を取り寄せるのはもちろんのこと、すでに行われた葬儀の特徴についてパンフレットやウェブサイトなどを参考にしながら調べておくことが大切です。

突然訪れることになるのも大切な遺族との永久的なお分かれ、辛いですし深い悲しみが押し寄せてきますが、お葬式が終わるまではとても慌ただしくなります。大事な人が亡くなるということはそれだけでも心労が大きいもの、しかしあらかじめもしもの時のために準備をしておくと、心にかかる負担も軽減されますし、加えて費用面でも負担が少なくなるのも事実です。故人はいったいどのようなお葬式にしたいと考えていたのか、元気なうちに本当は話し合っておく方が希望を叶えやすくなります。

葬儀の際、業者の方や、火葬のスタッフ、それから霊柩車の運転手など、様々な方の働きがあってこそスムーズに進める事が出来ます。でも欧米の様にチップの風習がない日本でも葬儀の際には、心付けとして渡すのが一般的です。では、誰にどのくらい渡すのかをお教えしておきます。まず、寝台車や霊柩車の運転手の方には、３０００円から５０００円程度、それからハイヤーの方にも渡す場合には、１０００円程度、また、参列者の方を火葬する場所まで運転をしてもらうマイクロバスの運転手の方には、２０００円から３０００円程度渡すのが一般的だと知っておくと役立ちます。