葬儀の常識！前田の日常

お葬式の規模が大きくなってしまうと、予想以上に費用が掛かってしまい、今後の生活に支障が出てしまう恐れがあります。故人にとっても、家族に負担をかけさせたくない想いはきっとあるため、費用を抑えられる方法を知ることも大切なポイントです。小さなお葬式に注目する方も多く、葬儀会社の中には、小さな家族葬に特化したプランを探すこともできます。小さなお葬式でもいろんなプランを用意するところもあり、参加する人数に合わせてプランを選択していけます。

お葬式で必ず行われる焼香はお香を焚くことで、自分を清め故人に敬意を表す意味があります。仏教の宗派によってそれぞれやり方が違っていますが、どの宗派も基本は変わらないので、ポイントをおさえておくことです。まず最初は喪主から行うことになっていて、亡くなった方との縁が深い順で続けていきます。お葬式での席順もそのようになっているので、席順の通り行えば大丈夫です。そして自分の順番になったら焼香台の前に行って遺族の方に一礼します。

お葬式を行うことを当たり前のように考えていると、葬儀会社への連絡など、事務的な手続きなどに集中しがちです。お葬式を行う意味として、故人のことを考えて、気持ちの整理をするためにも重要なことであると意識することも重要になります。身近な人が亡くなってしまうことはとてもつらいため、気持ちの整理ができる機会として、お葬式を改めて行う意味に注目することをおすすめします。葬儀の後に行われる初七日や四十九日などの法要も、遺族が故人の死を受け入れるために、心の整理をすることにつながっています。

コロナ禍においてお葬式のあり方も代わりつつあります。それというのも、一般葬が普通であったのが、家族葬や小さなお葬式と言ったこぢんまりしたお葬式を執り行う家庭が増えているからです。それに柔軟に対応しているのが、葬儀場です。一般葬から柔軟に変化に対応し、家族葬というニーズに応えられるように形を変えながら葬儀を執り行っています。特に、コロナ禍で葬儀場が注意しているのは、クラスターの発生を防ぐことです。人が集まる場所であるということで、コロナ対策を各葬儀社が徹底して取り組んでいるため、クラスターの発生は今の所予防できています。