終活といえば定年を迎えた高齢の人が始めるものというイメージがありますが、近年は50代など若い世代の人も始めていると言われています。終活を始めると聞くと、葬儀やお墓の準備を思い浮かべる人が少なくありませんが、実はそれだけでは十分ではありません。自分にもしものことがあったとき、残された家族が困ったり、トラブルに巻き込まれることがないように、細かなことまで書き記しておくことが大切です。たとえば、家族が遺産相続のトラブルに巻き込まれないために、元気なうちに遺言書を書いて、誰がどれだけのものを受け取れるのかを明確にしておくことも大切なポイントです。